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ジャーマン・フルート
ジャーマン・フルート ヨハネス・ハミッヒ(11xx)

 ドイツでは、ベーム式フルートが開発されたにも関わらず、長い間ベーム式へ移行しなかったのですが、リッタースハウゼンやハミッヒによってベーム式ジャーマン・フルートは開花しました。グスタフ・アドルフ・ハンミッヒの2人の息子であるアウグスト・リヒャルト・ハミッヒとフィリップ・ハミッヒは、リッタースハウゼンの工房で製作に携わっていました。その後、二人は各々ドイツのマルキノイキルヘンで工房を構えました。アウグスト・リヒャルト・ハミッヒとフィリップ・ハミッヒが亡くなった後、両ブランドはフィリップ・ハミッヒの息子であるゲルハルト・ハミッヒに受け継がれました。ゲルハルト・ハミッヒは1995年にこの世を後にしますが、かれの4人の子供たちに受け継がれ、現在もマルキノイキヘンで製作されています。
 アウグスト・リヒャルト・ハミッヒの息子であるヘルムート・ハミッヒ(兄)とヨハネス・ハミッヒ(弟)の作品は特に品質が高く、多くのフルーティストに愛用されています。ヘルムート・ハミッヒは、第二次世界大戦後にベルリンで工房を開きました。材料である銀の入手も困難であったため、管厚が薄いのが特徴です。また、製作本数も非常に少なく、ピッコロも合わせて450本程度しか製作されていません。これらは、後継者が早死にしたため受け継がれておらず、大変貴重なものです。
 一方、弟のヨハネス・ハンミッヒは、西ドイツのフライブルクで工房を構えました。ヨハネスのフルートは、息子や孫にまでつがれ、現在孫であるベルンハルト・ハミッヒのブランドで製作されています。
 総銀製のC管でカバード・キーです(頭部管の管体はパラジウム混合、リッププレートはホワイト・ゴールド製)。
 シリアル番号は11**。音孔は、ヨハネス特有の引き上げ式(ドローン・トーン)によるものです。 A=442で現代ピッチで演奏可能で、ピッチバランスも抜群です。歌口は勿論、全てオリジナルです。
 大変状態が良く、キズや凹みは殆どありません。完全オーバーホール済みです。ケースもオリジナルです。
 貴重な逸品です。是非、ご検討ください。








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